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雑記帳

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韓国と中国、「キムチ論争」勃発

 香港紙が、令和3年2月3日、中国人ユーチューバー、李子柒さんのチャンネルが登録者数1410万人を突破して、ユーチューブ中国語チャンネルの最多登録者数部門でギネスブックの記録を塗り替えたと報じました。

 四川省の農村で祖母と暮らしているというリーさんの動画は、牧歌的な生活風景や伝統料理などを映し出して世界的な人気を集めるが、令和3年1月9日に#chinesecuisine(中国料理)、#chinesefood(中国の食べ物)などのハッシュタグを付けた動画で白菜キムチを漬ける様子を紹介し、韓国と中国の「キムチの起源」論争に火を付けました。

 令和2年11月のこと、中国・四川省の中央部に位置する眉山市が「泡菜(パオツァイ)」と呼ばれる地元特産の食品について、国際標準化機構(以下、「ISO」)の承認を受け、国際的な食品規格を制定しました。

 中国国営メディアの環球時報は11月28日に「中国が泡菜の国際基準を作った」と報道し、その際に「泡菜宗主国の韓国には屈辱的」という見出しが掲載されました。

 韓国のキムチは、中国では、「泡菜(パオツァイ)」と同じ発音・同じ漢字の単語に翻訳されています。
 実際に上海に住む人たちに「泡菜とはどんなものか?」と聞いてみると「キムチ」をイメージする人がかなり多いといわれています。

 そんな現状を知ってか知らずか、中国の国営メディアが、自称「キムチの宗主国・韓国」をいわば「おちょくる」ような記事を掲載したということですね。

 令和2年1月13日、張軍・国連駐在中国大使が、エプロン姿でキムチを手にしている写真をSNSに投稿し、令和2年1月20日には中国外務省の華春瑩報道官が定例記者会見で、キムチ論争に関連して「両国間の感情を害してはならない」としながらも「私は食品問題分野の専門家ではないが、泡菜は一部の少数の数か国・地域にだけあるものではない。中国は塩漬けの発酵食品を泡菜と呼び、韓半島と中国の朝鮮族はキムチと呼んでいる」とキムチと泡菜を同一視する発言を行ないました。

 また、中国共産党の中央政治法律委員会は「韓国の『キムチ論争』は文化的な自信が乏しい韓国の被害妄想」と述べました。

 令和2年の韓国のキムチの輸出は3万9700トンで1億4451万ドル、一方、輸入は28万トンで1億5242万ドルでした。
 韓国の輸出は約半数が日本向けで、輸入はほとんどが中国産です。

 日本の剣道や桜、寿司などを韓国起源だと主張する韓国は、中国の黄河文明や易学、漢方などでも韓国起源説を唱えていて中国人の反感を買っています。

 韓国のSNS上では「全くのナンセンス」「文化泥棒だ」などといった中国を非難する声が相次いでいますが、自業自得のような気がします。
 自分がしても何とも思わないが、自分がされたら怒り出すというのは、奇妙なことですね。

 なお、日本でも、野菜の発酵食品は、キムチ、ぬか漬け、たくあん漬け、わさび漬け、からし漬け、塩漬け、メンマ、ザーサイ、キムチ、ピクルスなどが食べられています。

 ドイツのザウアークラウト(Sauerkraut)も、キャベツに塩をかけて発酵させるだけで、酢(Essig)は全く入っていません。

 どちらでもいいのでしょうね。

 日本などは、ラーメンの起源は中国といいますが、中国人は、ラーメンは中国の料理ではないと言います。
 それが「大人」ではないでしょうか。
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