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雑記帳

複数人分を一緒にPCR検査「プール方式」 政府容認へ

 田村憲久厚生労働大臣は、令和3年1月14日、高齢者施設などでの新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、複数の人の検体を混ぜてPCR検査をする「プール方式」を政府として容認する考えをで明らかにしました。
 月内にも国が費用負担する行政検査として認める方向です。

 プール方式では、複数人の検体を混ぜた検体が陰性ならば、全員を陰性と判断することができます。
 高齢者施設の職員など、感染の可能性が比較的低い集団の検査が効率よくできるとされています。
 陽性の結果が出れば、複数人の誰かが陽性ですから、各個別にPCR検査をすればよいということになります。

 政府はこれまで検査の精度が確認されていないことなどを理由に認めておらず、東京都世田谷区など複数の自治体から行政検査として認めるよう求める声が出ていました。


 この話、どこかで聞いたことありませんか。

 中国の武漢で、昨年の1月2月、複数の人の検体を混ぜてPCR検査をする「プール方式」で検査がなされていました。

 そのときは「さすが中国」という、冷笑混じりのマスコミの論調がきこえていましたが、案外、理にかなった方法だったのかも知れません。


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