西野法律事務所（法律問題のことなら大阪 弁護士会・西野法律事務所にご相談下さい)

　消費税が１０％に引上げられました。
　あわせ、食品等について、８％のまま据え置くことになっています。

　「酒類」と「外食」を除いた「生鮮食品」と「加工食品」とすることなどで合意しましたが、「加工食品」と対象から外れた「外食」の線引きがあいまいだという指摘が出ています。

　牛丼店やハンバーガー店の店内で飲食する場合は「外食」に当たり、軽減税率は適用されませんが、商品を持ち帰ると「加工食品」として軽減税率の対象になります。また、そばの出前やピザの宅配は「加工食品」となるということです。

　マクドナルドで、ハンバーガーを持ち帰りますといって袋に入れてもらえば８％、店内で食べますといってトレーに乗せてもらえば１０％という理屈です。

　持ち帰りますといって袋に入れてもらい、店内で食べれば、１０％のはずの税率が８％になり「お得」ということになります。
　たった２％、つまり、本体価格５００円で１０円のために、そこまでする人がいるかどうかはわかりません。

　と思っていたのですが、事務所の御堂筋の向いに、イートインコーナーがある２４時間経営のスーパーマーケットがあります。

　イートインコーナーは、コロナ対策で、席の半分が使えないようにしてていますが、結構な席数があります。
　また、イートインコーナーは、レジから見えないところに設置されています。

　結構「脱税」している人は多いでしょうね。