2020年バックナンバー
雑記帳
犬肉祭
中国広西チワン族自治区玉林市で、毎年恒例の「犬肉祭」があります。
環球時報によると、現地の市場ではオリに入れられた食用の犬を1頭あたり100元から160元で販売されているそうです。
1元は16円弱くらいです。一時は20円近くしていましたから、元も安くなっています。
犬肉祭の開幕を前に、多くのレストランや販売業者が「犬肉」の看板を隠しているそうです。
「狗」「犬」の文字のみ隠している映像がNHKで放送されていました。
毎年、動物保護団体などを刺激しないよう、地元当局が指導しているそうですが、中国で派手な反対活動をすると、当局に何をされるかわかりませんから、動物保護団体としては、食用の犬を購入して救出するくらいしかしないようです。
犬肉は「熱」を発生させる食材とされ、中国南部では好んで食べる人が比較的多く、中国南部出身の毛沢東も好物だったそうです。
韓国でも、ポシンタン(補身湯)という、犬の肉を使用した朝鮮半島の料理が食べられています。
普通の日本人は、犬を食べるなど、考えただけでも「ぞっと」しますが、わざわざ韓国に食べに行く人もいるようです。