2020年バックナンバー
雑記帳
車検切れ
平成29年9月1日から、国土交通省は警察とともに、車検切れのまま公道を走っている車やバイクを摘発するため、道路脇に設置したナンバー読取り機で車検切れを検知し、その場で交通切符を交付する制度が導入されています。
使用するナンバー読取り機は、車検の登録データベースとつながっていて、有効かどうかを瞬時に照合できる。前方で待構えている警察官が停止させて取締まります。
国内に車やバイクは約8000万台あり、約500万台が車検切れになっているとのことです。
まあ、実質的に乗らなくなった車やバイクを廃車にせずに使っているのかも知れません。自動車税は知ったことかということでしょうか。
それより驚くのが、車検切れになっている約500万台のうち、過去の統計から約20万台が公道を走っていると推定されそうです。
車検切れが発覚すれば、刑事罰(青切符ではありません)を受けるとともに、行政処分(最低でも免許停止)も受けます。
車検切れの自動車を公道で走行した場合には、6カ月以下の懲役又は30万円以下の罰金、行政処分は、違反点数6点で、違反点数がなくとも即免許停止です。
また、自賠責保険も切れている自動車を公道で走行した場合は、1年6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金、違反点数6点です。
現実に、結構あるようです。
私は、自動車に乗せてもらっていた人が、体調が悪いので運転を代わってほしいといわれたことがあります。
私の運転免許は、自動車のダッシュボードにおいたままでしたから、運転免許証をもっているはずもなく、断りました。
自動車をおいてタクシーで帰りましょうと提案したのですが、我慢して無事たどり着いたそうです。
あとで、その自動車が、車検切れ、自賠責切れと聞いてびっくりしたことがあります。
何が幸いするかわかりません。