2020年バックナンバー
雑記帳
新型コロナウイルス「軽症」「中等症」「重症」の違い
新型コロナウイルス感染者のうち、軽症・無症状の感染者をホテルなどの宿泊施設に移送しています。新型コロナ患者の状態を表すときに使われる「軽症」や「重症」と言った分類。それぞれどのような状態を示すのでしょうか?
軽症=入院の必要がない
軽症者は入院が必要でない方のことを指します。
新型コロナウイルスの場合、およそ8割が軽症だとされています。
軽症者は入院が必要でない方のことを指します。
新型コロナウイルスの場合、およそ8割が軽症だとされています。
入院の必要性を判断するのは医師で、ポイントとなるのは酸素吸入器や人工呼吸器などの医療機器を使わなければならないか否かです。
よって、患者が咳込んでいたり「苦しい」「辛い」などの自覚症状があったりしても、酸素を十分に取りこめている状態であれば入院は必要なく、「軽症」と分類されます。
よって、患者が咳込んでいたり「苦しい」「辛い」などの自覚症状があったりしても、酸素を十分に取りこめている状態であれば入院は必要なく、「軽症」と分類されます。
一方、高齢者や基礎疾患がある方など免疫力が下がっている患者は、診断時の症状が重くなくても、自宅療養では危ないと判断されるケースもあります。そのような場合には「中等症予備軍」として入院措置を取ることもあるそうです。
中等症=酸素吸入をしないと危ないと判断された感染者
文字通りですね。
重症=集中治療室(ICU)での治療を必要とする場合、もしくは人工呼吸器を装着する必要がある場合のことを指します。
なお、統一がされているわけではありませんが、「重篤」といえば、ECMO(エクモ=体外式膜型人工肺)を必要ということです。