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雑記帳

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ソウルの地下鉄事故

 平成26年5月2日午後3時半(韓国は、日本時間と時差はありません)、ソウル市の地下鉄2号線の上往十里駅で、列車の追突事故があり、消防当局によると、乗客ら238人が、重軽傷を負いました。 
 
 「列車内で待ってください」との車内放送に対し、旅客船「セウォル号」の不適切だった船内放送を思い出し、地下鉄から脱出し線路に降りて待機する乗客が続出したそうです。
 
 旅客船「セウォル号」のこともあったでしょう。
 
 また、平成15年2月18日に、大邱市の地下鉄での放火事件で192人が死亡、148人が負傷する大惨事のことも頭にあったでしょう。
 
 大邱地下鉄放火事件は、もともとは、自殺願望の男が飲料用ペットボトルの中からガソリンを振りまいて放火した事件です。
 
 もっとも、運転士が、キーを抜いて避難し、これによって電車のドアが閉まって脱出できなくなった乗客が犠牲になりました。
 
 おまけに、放火された方の電車の死者は少なく、対向車線に北電車の方が死者が圧倒的に多いということですから「どうなってるの」ということですね。
 
 いずれにせよ、一目散に、車両から脱出した方がよいと考えたのでしょう。
 もっとも、地下鉄2号線の反対車線を歩いた人もいたそうです。
 
 地下鉄2号線は、日本人に最もなじみのある路線です。
 
 ソウルのロッテホテルなら、日本語は間違いなく通じますから、ロッテホテルに宿泊する観光客が多いです。明洞にも近いですし。
 また、ロッテ免税店も、かつては日本人観光客でいっぱいでした。
 ロッテホテルの最寄り駅は「乙支路入口」駅で、地下鉄2号線の駅です。
 
 地下鉄2号線は、いわゆる環状線(支線も一部あります)で、運転間隔は3~6分に1本と、最も運行本数が多い路線の一つです。
 
 ただ、事故のあった上往十里駅は日本人は使いませんね。

 いわゆる名所がありませんし、江南に行くにしても、環状線である地下鉄2号線で大回りするということはなく、南北に走る3号線、4号線を利用します。
 
 日本人に被害がなかったというのは、2号線をつかっても、上往十里駅は通らない部分のみ利用するというだけの話です。
 
 2号線の事故は、信号系統の異常を確認していたのに、無視したことが原因のようです。
 よく、死者が出なかったものですね。
 
 ちなみに、ソウル地下鉄1号線(ソウル駅~清涼里区間)は、昭和49年、日本のODAで開通しました。
 
 ソウル地下鉄1号線だけは、日本の技術をまるごと持ち込んだため、進行方向が左側(左側通行)です。
 
 その後、米国の技術を受入れながら2~4号線以下を開通させたので、1号線以外は、進行方向は右側(右側通行)です。
 
 ソウル地下鉄1号線での事故なら、日本が何をいわれるかわかりませんが(日程残滓といわれたりして・・)、地下鉄2号線以下は、日本と関係がほとんどありません。
 
 もっとも、自動制御方式は路線ごとに別々で、1号線は日本のATS、2号線は、日本のATSとドイツのATOの混在、3・4号線は米国技術のATC、5~9号線はドイツのATOだそうですから、よくこれで大事故が起きないものだと思われていたそうですが、やはり事故が起きてしまいました。
 
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