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2018年バックナンバー

雑記帳

日本人男女 70歳以上、初の2割超え

 平成30年9月16日、「敬老の日」を前に総務省は、平成30年9月15日時点における推計人口(15日時点)によりますと、70歳以上の人口は前年比100万人増の2618万人でした。

 

 総人口に占める割合は20.7%で、初めて2割を超えました。

 

 65歳以上の高齢者も44万人増の3557万人で、全体の28.1%と過去最多でした。

 

 70歳以上の人口の増加は、昭和22年から昭和24年生まれの「団塊の世代」が、平成29年から70歳を迎え始めたことが背景にあります。

 

 企業が深刻な人手不足に直面し、労働市場で高齢者が担う役割も相対的に拡大しています。

 

 平成29年の高齢者の就業者数は807万人と過去最多でした。

 

 65歳以上の人口に占める男女別の就業率は男性が31.8%、女性は16.3%で、いずれも6年連続で上昇しています。
 また、就業者総数に占める高齢者の割合も12.4%と過去最高です。

 

 ちなみに、高齢雇用者の74.4%と約4人に3人は非正規の職員・従業員が占めています。

 

 非正規を選んだ主な理由は「自分の都合のよい時間に働きたいから」が最も多く、親や配偶者などの介護をしている高齢者の数は平成29年に197万2000人いて、このうち4人に1人は働いている計算となります。

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