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2018年バックナンバー

雑記帳

国旗と国章

 国旗は誰でも知っています。「国章」はどうでしょうか。
 

 国旗は有名でも、国章がないという国、事実上国章扱いがされているマークがある国があります。

 

 通常、正式な国章がある国でしたら、政府機関には国旗か国章がつけられています。
 たとえば、ドイツは「鷲」、オーストリアも「鷲」、アメリカも「鷲」です。

 

 なお、アメリカは「七面鳥」という案もあったそうですが、七面鳥は一夫多妻なので不採用になったそうです。

 

 オーストラリアは、「カンガルーとエミュ」です。どちらも前にしか進めません。

 

 なお、国旗は、飛行機や船についていますし、オリンピックの国旗掲揚で有名です。

 

 国章は、通常は、「パスポート」の表紙に記載されています。

 

 また、国章は、国旗と同様に「国家機関」であることを示していることもあります。

 

 日本では、裁判所などの国家機関には、国旗である日の丸が掲揚されています。

 

 ドイツでは、国家機関には、国旗が掲揚されていることもありますが、国章の鷲が建物にしるされていることが多いです。
 国章の鷲をみれば、裁判所を含めた国家機関であることがわかります。

 

 そういえば、大阪にあるアメリカ総領事館も国章の鷲ですね。

 

 ちなみに、アメリカの大使館、領事館などは、国旗や国章はいりません。
 どこの国へ行っても、警察車両が前方道路に24時間常駐しています。
 他の国の大使館、領事館などはも多少の護衛があるにしても「要塞化」していません。
  幸せなんでしょうか、不幸なんでしょうか。

 

 日本に正式な国章はありません。

 

 天皇家の家紋であり、天皇の紋である十六弁八重表菊紋(菊花紋章)が、国章に準じた扱いを受けています。

 

 パスポートの菊は、国章とは少し違い、簡略化された菊です。
 ただ、政府機関には、事実上の国章の菊ではなく、法律上の国旗である日の丸がついています。

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