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2018年バックナンバー

雑記帳

日本食はワンパターン?

 日本食は繊細だといわれます。
 ただ、ある意味ワンパターンのように思われませんか。

 

 典型的な日本料理に、すし、刺身、天ぷらがあります。

 

 すし、刺身は「醤油」を、天ぷらは、原則として「醤油が含まれただし」を使います。塩だけで食べる人もいますが・・

 

 つまり「ソース」の種類が少ないんですね。

 

 日本人が、ソースといえば、とんかつソース、ウスターソースを思い出します。

 

 他に、デミグラスソース 、オイスターソース、タルタルソース、トマトソース、ブラウンソース、ミートソースなど「ソース」という名前がついているソースがあります。

 

 ソースとついていなくても、タバスコ、トマトケチャップ、マヨネーズなども、一種の「ソース」です。

 

 ソースが多いということは、原材料に加工を加えなければならないほど、原材料の質が落ちるということを通常意味します。

 

 日本は、島国で潮の関係で、新鮮な海の幸が容易に手に入るという事情はあったから、ソースの種類が多い必要はないという一面もあるかも知れません。

 

 なお、日本人は、グルタミン酸ナトリウム、イノシン酸ナトリウムなどの科学調味料を好みますが、日本時が外国に滞在すると、ある程度大きなデパート・スーパーに並んでいる「味の素」を買っているようです。醤油は、中国系の「魚醤」をつかまされると「ゴミ箱」行きですから、通常キッコーマンの醤油を買います。

 

  日本人旅行者で、スーパーの寿司のオマケについている醤油のパックを持っていく人があります。少し醤油を加えるだけで、「まずくて食べにくいもの」が「どうにか食べられるもの」になります。

 

 本場中華料理の店の醤油は、大抵「魚醤」です。もちろん、高級料理店に行けば、どちらでも選択できますが・・

 

 外国の日本食の料理店は高いです。
 旅行なんてせいぜい1週間、旅行国のものを食べればいいという考えもあるでしょう。

 

 「どうしても」ということでしたら、中華料理屋(小さい町にも1軒くらいはあります。華僑はたくましい・・)に入れば、「米の飯」はたべられます。味は、ピンキリです。

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