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2019年バックナンバー

雑記帳

韓国のPM2.5、32%は中国から

 令和元年11月23日、第21回日中韓環境担大臣相会合が開かれました。
 
 韓国国内の微小粒子状物質(PM 2.5)のうち30%以上は中国から来たものだ、という日中韓3カ国の科学者による共同研究結果が発表されました。
 
 この発表は、3カ国の研究陣が都市ごとに提出した数値を単純に平均して出しています。
 
 中国側は中国からのPM 2.5が韓国(32%)や日本(24%)に及ぼす影響については合意したが、都市ごとの影響については合意しませんでした。
 
 報告書によりますと、平成30年時点で、韓国のソウル・大田・釜山の韓国3都市の年間PM 2.5のうち、中国の影響によるものは32.1%だったとのことです。
 
 韓国内で排出されたPM2.5が51.2%、日本から来たPM2.5は1.5%でした。
 残り(15.2%)はモンゴル・北朝鮮・東南アジアなどの影響だそうです。
 北京・天津・上海・青島・瀋陽・大連の6都市を調査した中国は、中国から出たPM 2.5が91%を占め、韓国1.9%、日本0.8%と結論づけています。
 
 日本は調査対象都市が3都市(東京・大阪・福岡)で、その都市自体の影響が55.4%、中国が24.6%、韓国が8.2%としています。
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