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2019年バックナンバー

雑記帳

関東人・関西人に聞いた「都道府県魅力度ランキング」、最下位争いに変動も

 
---引用開始---
 
 毎年発表される「都道府県魅力度ランキング」の順位を見て、違和感を覚えた経験がある人はいないだろうか。それもそのはず、住んでいる地域によって各都道府県に感じる魅力度は異なるからだ。
 
 特に、その違いが顕著に表れているのが「関東」と「関西」だ。そこで今回は、関東居住者と関西居住者に聞いたそれぞれの都道府県魅力度ランキングを比較しながら、両者でどれだけ47都道府県に対する認識が異なるのかを見ていきたい。
 
 このランキングは、47都道府県と国内1000の市区町村を対象にした、認知度や魅力度、イメージなど全84項目からなる『地域ブランド調査2018』(ブランド総合研究所実施)によるもの。
 
 今回は、調査対象を関東居住者(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、群馬、栃木)と関西居住者(大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山、三重)に絞って、それぞれ都道府県魅力度ランキングを作成した。
 
 関東居住者(関東版)と関西居住者(関西版)に聞いた都道府県魅力度ランキング、ともに1位は北海道、2位は京都府だった。しかし3位以降は順位が大きく異なっている。
 
 まず、全国版と関東版では3位だった東京都が、関西版では6位になった。一方で、全国版では7位だった大阪府は、関西版では4位にランクアップしているのに対し、関東版では11位に。関東居住者にとって大阪府は、トップ10にも入らない存在のようだ。
 
 さらに上位の都道府県で関東と関西で大きな差がついたのが、兵庫県だ。全国版では12位、そして関西版では大阪に次ぐ5位に入っている兵庫県は、なんと関東版では23位に沈んだ。
 
 「兵庫県は関西居住者における認知度が70.9点と3位で、北海道よりも高くなっている。一方の関東居住者に聞いた認知度は48点と、20ポイント以上も違いが出た」(調査を行ったブランド総合研究所・田中章雄社長)
 
 同じような状況は、和歌山県にも当てはまる。関西版では22位である一方、関東版では39位にとどまった(全国版では36位)。
 
 「和歌山県に対して『とても魅力的』と答えている関西居住者は5.5%に対し、関東居住者は2.1%と半分以下。認知度も『よく知っている』と答えた関西居住者が11.6%に対し、関東居住者はわずか3.3%だった。これくらい和歌山県に対する意識は、関東と関西で大きく異なっている」(田中社長)
 
 和歌山県は温泉施設も充実しているが、同調査で「魅力的な温泉施設がある」と答えた人が関西では28.6%に対し、関東では12.9%と半分以下にとどまっている。これからもわかるように、和歌山県の魅力は関西圏にしか伝わっていないようだ。
 
 一方で、全国版では万年最下位争いに絡んでいる北関東3県は、関東居住者と関西居住者にどう評価されているのだろうか。
 
 全国版で42位の群馬県は関東版だと28位、全国版44位の栃木県は関東版では33位へと一気にランクアップしている。
 
 しかし、関西版では残念なことに群馬県は40位、そして栃木県はなんと47位と最下位になってしまった。
 
 栃木県といえば、関東では日光東照宮といった観光地や宇都宮餃子などのご当地グルメが有名だが、関西居住者にとっては交通アクセスの問題などもあるのか、なかなか魅力が伝わっていないようだ。
 
 魅力度の点数を見てみると、群馬県は関東版で16.9点に対し、関西版では9.9点。栃木県は関東版14.5点に対し、関西版では6.5点とそれぞれ半分以下に落ち込んだ。
 
 北関東3県の中でも、やはり期待を裏切らないのが2018年まで6年連続最下位の茨城県。関西版では栃木県のおかげで46位になったが、関東版では最下位となった。魅力度の点数も関東版8.5点、関西版6.5点と、群馬県や栃木県のような差が両者でついたわけではなかった。
 
 茨城県が最下位なのは、最下位が板についているからなのか、本当に魅力が伝わっていないからなのか。
 居住地の事情を超えても魅力度が上がらない茨城県は、2019年こそ都道府県魅力度ランキング最下位を脱することができるのか。
 10月17日に発表される都道府県魅力度ランキング2019の結果に注目だ。
 
---引用終了---
 
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