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金融・経済 バックナンバー

百貨店友の会の積立

百貨店で、お得意さまを囲い込むための「友の会」の会員が、主婦・女性層のみならず、これまで百貨店と縁遠かった、男性や若い世代を中心に急増しているそうです。

 通常、百貨店の「友の会」には、月1万円を積立てると、1年で13万円分の商品券が受取れるという特典があります。

 超低金利が続く中、他の金融商品と比較して、「高利回り」であることに注目が集まっているようです。
 特別なキャンペーン利息を除けば、銀行預金の1年定期の年利は、日本振興銀行以外は、1%を下回っていましたね。
 日本振興銀行も、1000万円以下なら、何の問題もありませんでした。

 ただ、百貨店の「友の会」の積立ては、毎月、百貨店に出向かなければなりません。
 自動引落としや、インターネットバンキングのような「省力化」は不可能ですし、百貨店に行って、積立金だけを納めて帰るという気があるかどうかということになります。

 また、商品券は、通常購入する商品券と違い、記名・磁気カード式となっているなど金券ショップで換金はできないことが多いです。
 つまり、百貨店で使わなければなりませんが、百貨店の価格は、スーパーの価格と比べて高額であることは否めません。


 なお、旅行会社の積立て商品もあります。
 月1万円を積立てると、1年で13万円分の旅行券が受取れます。
 キャッチフレーズは「旅行ができる」です。
 そうでもしないと、旅行に行くだけのお金が貯まりません。といいますか、旅行以外の目的に使ってしまいますね。
 また、旅行券は、金券ショップの換金率が悪いので、「旅行券もあるし旅行にでも行くか」という気になれるそうです。
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