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2012年バックナンバー

ペニー

ペニー・オークションを詐欺に利用したと大きく報道されています。
 ペニー・オークションは、入札するたびに手数料がかかるネットオークションの一種で、落札できなかった場合、支払った手数料は戻ってこないという仕組みのオークションです。

 タレントのブログで、落札もしていないのに「落札した」と書かれていたりしているようです。
 いずれにしても「わずかな価値」ということに間違いはなさそうです。

 「ペニー」硬貨はどこの国の硬貨でしょう。

 一般的には、イギリスとされています。
 1pennyは1英ポンドの100分の1だそうです。
 1英ポンド=135円ですから、1円35銭程度ですね。
 私が30年ほど前にドイツに留学していたときは400円だった記憶があります。
 1ペニーは4円でした。

 pennyは複数になると、penceになります。
 「月と6ペンス」という小説がありましたね。

 なお、ペニーは、アメリカ・セントやカナダ・セントのことを意味することもあるようです。

 なお「A penny saved is a penny earned.」(1ペニーの節約は1ペニーのもうけ)とか、「Take care of the pence, and the pounds will take care of themselves. 」(小銭を大切にすれば金がたまる)などの「ことわざ」があります。

 日本でも「1円を笑うものは1円に泣く」ということわざがあります。

 ところで「Nothing is better than my wife. 」「A penny is better than nothing.」「Therefore, A penny is better than my wife.」という「三段論法」も有名です。

 「私の妻よりよいものはない」「1ペニーは、無いよりもましだ」「よって、1ペニーは妻よりもよい」という訳になります。

 さあ、どこが「おかしい」のでしょう。

 案外「正しい」かも知れませんが・・・
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