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2012年バックナンバー

一票の格差

平成24年12月16日に総選挙がありますね。

 先週の日曜9日に、はじめて不在者投票をしてきました。
 日曜日は予定があります。
 いつもの投票場に行ったら「ここではありません」と言われました。葉書に不在者投票の場所が記載されていました。

 これからの国政を定める大切な選挙ですから、投票にいきましょう。


 私が投票する選挙区は、兵庫県第7区、兵庫県西宮市と芦屋市の2つの自治体で構成されています。
 日本の人口が減少傾向にある中、西宮市と芦屋市の人口は増え続けています。
 一戸建てがつぶされて、別の一戸建てが建てられても、人口に差はでないのですが、芦屋市はともかく、西宮市はマンション建設は止まるところを知らず、人口減少の他の市を尻目に、人口がどんどん増えています。
 ただ、芦屋市はもとより、西宮市のマンションの価格も、大阪市内(北区や中央区などを除く)と比べて、相当割高な印象があります。

 有権者数は、45万8648人(総務省・平成23年9月2日現在)で、高知3区との比較で、2.21倍の有権者数となっています。

 違憲の判決が出たら、どうなるのでしょうね。
 2倍をこえていますから「まきぞえ」をくらうかも知れません。

 私が、転居前に住んでいたのは和歌山市で、2、3か月に1度くらい行きますが、西宮市と比べて活気が無くなっているのがよくわかります。

 私が、和歌山地方・家庭裁判所の裁判官をしていたとき、人口が40万人ありましたが、37万人まで減少しています。
 まあ、私も、和歌山市から西宮市に転居した口ですから、なんともいいようがありません。
 西宮市は、私が和歌山地方・家庭裁判所の裁判官をしていたとき、人口が42万人、現在は48万人をこえています。

 和歌山市は、当然、和歌山1区で、和歌山市のみの構成です。
 
 有権者数は、31万2909人(総務省・平成23年9月2日現在)で、高知3区との比較で、1.51倍の有権者数となっています。

 違憲の判決が出ても、2倍以内ですから、全体が違憲ならともかく、部分的に違憲という「まきぞえ」をくらう心配はないかも知れません。
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