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司法 バックナンバー 1/3

最後の旧司法試験

 旧司法試験の実質最後となる論文試験の合格発表がありました。

 「平成22年度旧司法試験第二次試験論文式試験の結果」をご覧下さい。

 口述試験が残っているはずなので、最終の合格者ではありませんが、合格者52人です。

 24歳以下24人(46.2%)
 25歳以上28人(53.8%)
 となっています。
 また、大学生(出願時在学生及び卒業見込者)は21人で、40.4%を占めます。

 ある意味、私の実感とあっています。

 私は、昭和52年の司法試験に合格していますが論文式試験で合格者は501人でした。
 当時、最終合格者は、論文式試験の順位(501名中○○○番)と、口述試験の成績(A、B、C)の通知を受けています。

 在学中に合格した受験者の論文式試験の順位、特に、大学4年生(留年なし)の論文式試験の順位は、私が見聞きしている限り(選択科目が、行政法・財政学の組合わせの学生が多く、口述試験の待ち時間に結構親しくなるものです)、下の方ではなく、極端に上の方に偏っていました。もちろん50番より、ずっと上です。

 ただ、司法試験合格を「手みやげ」に、大学に残って研究者の道を歩んだり、上級職公務員として各省庁勤務を選んだ人が多く、法曹の道を選んだ人は多くありませんでした。
 おそらく、最後の旧司法試験も、そうなるでしょう。


 「最短で法律家になる方法」というページがありました。
 在学中に司法試験予備試験に合格すれば、法科大学院にいくより2年はやく法曹になれます。
 裁判官と検察官は定年がありますから、2年はやく裁判官と検察官になれば、定年前最後の2年分の報酬が、他の人より余分にもらえます。大きな違いですね。

 私が「司法試験予備試験」というコラムに書いたとおり、司法試験予備試験は、大学在学中の学生が、法科大学院という迂遠なコースを経ることなく、法曹になるショートカットのための試験になる気がします。

 また、司法試験合格を「手みやげ」に、大学に残って研究者の道を歩んだり、上級職公務員として各省庁勤務を選ぶ人が多く、法曹の道を選ぶ人が多くなるでしょうから「歩留まり」は悪いと思います。

西野法律事務所
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