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司法 バックナンバー 1/3

投資詐欺

サッカー・ワールドカップで、水族館のタコ「パウル」の「予言」が8試合連続的中したそうです。

 ドイツの2試合の敗北も「予言」しているので、ドイツの箱にだけ「えさ」を多くしたわけではありません。

 また、試合前に、テレビで放映していますから、「たこさま」ならぬ「いかさま」ではありません。
 まあ、256分の1といえば0.4%ですから「できすぎ」ではありますが、ありえないことではありません。


 投資詐欺に似たような手口があります。

 ランダムに選んだ512人に、来週、ある株の株価が、上がるか下がるか「予言」の手紙を送りつけます。
 はずれた相手方には、次回からは手紙を送りません。あたった相手方のみ「予言」の手紙を送ります。
 2回目は256人、3回目は128人、4回目は64人、5回目は32人、6回目は16人、7回目は8人、8回目は4人、9回目は2人、10回目は1人となります。
 1人は、「予言」が10回連続的中しているので、自分を信じて、大金を出してくれるという寸法です。
 5120人に出せば10人に10回大当たり、何人かは「ひっかかって」くれるという計算ですね。

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