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トリビア バックナンバー 1/2

国勢調査

今年は国勢調査の年ですね。大正9年(1920年)に第1回が行われ、今回の第19回調査は平成22年(2010年)10月1日です。

 国勢調査は、調査時における人口、その性別や年齢、配偶の関係、就業の状態や世帯の構成を調べます。
 つまり「人口及び世帯」に関する各種属性のデータの調査です。

 調査には、母集団のうちの一部を抽出して調査する「標本調査」(samplesurvey method)と、調査対象全体の集団の全数を調査する「全数調査」(complete survey)があります。

 調査対象全体の集団の全数を調査するもの、すなわち「全数調査」は「センサス」(Census)とも呼ばれます。
 国勢調査は「Population and Housing Census」です。
 センサスには、他に「農林業センサス」、「工業センサス」、「経済センサス」、「賃金センサス」があります。

 昔の国勢調査は、町内会の「スピーカー」が集めていましたから、本当のことがかけないという弊害もありましたが、今は、直接送付できます。

 ちなみに、国勢調査は、全住民、すなわち外国人も対象となります。
 私は、昭和59年のドイツ留学中に、ドイツの国勢調査実施が予定されていましたが、ドイツの連邦憲法裁判所が「違憲」として、その年の国勢調査は実施されませんでした。

 「Data protection in Germany」をご覧下さい。

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