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2015年~2017年バックナンバー

関西アーバン銀行、みなと銀行、近畿大阪銀行3行の統合

 三井住友フィナンシャル・グループとりそなホールディングス傘下の関西の地方銀行3行が、平成29年4月に経営統合することになりました。
 
 
 経営の先行きが厳しい地方銀行の再編が続いています。
統合するのは、三井住友フィナンシャル・グループ傘下の関西アーバン銀行(大阪市)、みなと銀行(神戸市)と、りそなホールディングスの完全子会社の近畿大阪銀行(大阪市)です。
 
 
 3行は、統合で新たにつくる持ち株会社の完全子会社となります。
 
 関西アーバン銀行、みなと銀行は上場廃止となり、平成30年4月にも持株会社が上場する予定です。なお、近畿大阪銀行は、りそな銀行の完全子会社ですから、最初から情状はしていません。
 
 関西アーバン銀行、みなと銀行、近畿大阪銀行3行の総資産は計約11.5兆円で、全国の地方銀行グループで6番目の規模で、関西では最大規模となります。
さらに、大阪が地盤の関西アーバンと近畿大阪は、将来、合併することを検討しています。
 
 関西アーバン銀行、みなと銀行、近畿大阪銀行がある関西地区は親会社のメガバンクに加えて他の金融機関の参入が相次いでいる激戦区です。
 
 
 少子高齢化に加えてマイナス金利の下で収益が伸び悩むなど地銀を取り巻く経営環境は厳しさを増しています。
 
 時代の流れですね。
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