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2015年~2017年バックナンバー

クライマックスシリーズ

 阪神がDeNAに敗れて、今年のプロ野球も終わり、さて来シーズンというところでしょうか。
 
 クライマックスシリーズは、雨天強行の試合がありましたから、阪神とDeNAの意見を聞いた上での審判の判断次第では、結果が変わっていた可能性があります。
 
 日程は以下のとおりです。
10/14(土)CS ファーストステージ
(阪神 対 横浜DeNA)
10/15(日)CS ファーストステージ
(阪神 対 横浜DeNA)
10/16(月)CS ファーストステージ
(阪神 対 横浜DeNA)
10/17(火)CS ファーストステージ
(阪神 対 横浜DeNA)
 
10/18(水)CS ファイナルステージ
(広島 対 ファーストステージ勝者)
 
 
10/14(土)、10/15(日)、10/16(月)、10/17(火)の4日間がファーストステージに充てられていました。10/18(水)はファイナルシリーズであとがありません。
 
 普通のシーズン中なら、10/14(土)に阪神が勝ち、10/15(日)、10/16(月)は雨天中止だったでしょう。
 
 10/17(火)の試合をするまでもなく、阪神がファイナルステージにのぞんでいました。10/17(火)にDeNAが勝っても、1勝1敗で、規定により、2位の阪神がファイナルステージに勝上がります。つまり、10/15(日)、10/16(月)が雨天中止の段階で終わりです。
 
 阪神は気前がよかったのでしょうか。
 
 そうではなく、浪速商人のそろばん勘定だったと思います。
 
 CSファーストステージは、2位チームの本拠地で3試合制で行われます。
 
 シーズン中と同じく、収入は主催チームの総取りとなります。
 
 球場にもよりますが、1試合の入場料収入は約1億円、BSなどの放映権料はファーストステージで5000万円から7000万円、物販や飲食代金なども加算されます。
 
  12球団でも、1位、2位を争う阪神が本拠地とする甲子園は、収容人員約4万7000人です。
 
 球界関係者は、CS3試合なら総額8億円の売り上げは見込めると試算しています。
 
 もちろんセ・リーグの規定で3位チームにも主催チームから300万円は支払われますが、比べるべくもありません。
 
  普通のシーズン中のように10/15(日)、10/16(月)は雨天中止とすれば、8億円が2億8000万円になってしまいます。
 
 阪神がファイナルステージにのぼっても、すべてマツダスタジアムで実施され、金銭面では利益なし、往年の対巨人4連戦と違って、勝てる見込みはありません。
 
 10/15(日)に試合を強行したのは興業面からでしょうが、どちらのチームも、怪我をしなくてよかったねということになります。
 
 また、阪神は8億円を手にしました。
 
 補強に使えますね。
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