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2015年~2017年バックナンバー

君の名は

 去年から今年の年末から年始にかけて、ニュージーランド航空でニュージーランドに行ってきたのですが、機内の映画に「君の名は。」というアニメがあったので、ヒマつぶしに見ていました。

 平成28年に話題になり、平成29年になってからも興行収入を伸ばしつつあれます。


 歴代興行収入ランキングは、邦画では首位の「千と千尋の神隠し」に次ぐ2位だそうです。

 アニメですが、それなりによくできたストーリーです。
 ネタバレにならないために、ここでは内容にふれません。

 世界125の国と地域で海外配給が決まっていて、台湾、香港、タイ、中国、韓国で公開されると週末映画ランキングでいずれもトップとなり、台湾、タイ、中国では日本映画の歴代興行収入の新記録を達成したそうです。

 平成29年4月7日からは北米で公開される予定だそうです。


 その昔、「君の名は」という名の実写映画があったことをご存じでしょうか。

 私は観たことはありませんが、聞いたことはあります。

 邦画で、昭和28年9月15日公開の第1部は配給収入2億5047万円、12月1日公開の第2部は配給収入3億2万円、昭和29年4月27日公開の第3部は配給収入3億3015万円の大ヒットだったそうです。

 3部作合わせての観客動員数は、およそ3000万人だそうです。

 ちなみに、私は昭和30年生まれですから、知りません。

 

 原作となる菊田一夫・脚本のラジオドラマが52年4月10日から毎週木曜夜8時から放送され、毎週木曜の放送時間になると、日本中の銭湯の女湯がカラになってしまうという伝説もありました。

 ストーリーは、昭和20年5月、東京大空襲の夜、焼夷弾が降り注ぐ中、たまたま出会って共に戦火の中を逃げ惑った氏家真知子(岸惠子)と後宮春樹(佐田啓二)は、命からがら数寄屋橋までたどり着き、お互いに生きていたら半年後、それがだめならまた半年後に、この橋で会おうと約束します。しかし、その後はお互い皮肉な運命のめぐりあわせによって会うことはかなわず、ようやく1年半後に再会できたとき、真知子は嫁ぐ前日だったというストーリーだそうです。

 「君の名は」と聞いていれば、探し当てられるのでしょうが、聞いていなかったと言うことですね。

 なお、「君の名は」、昭和36年~昭和37年、津川雅彦と北林早苗主演、昭和41年~昭和42年、伊藤孝雄と萩玲子主演で、昭和51に古谷一行と酒井和歌子主演で、そして平成4年から平成5年、鈴木京香と倉田てつを主演のテレビドラマ化されています。


 どこかで観たようなストーリーです。

 ワーテルローの記念コイン

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 哀愁という映画があります。
 ロバート・テイラーとヴィヴィアン・リーが主演していました。
 原語は「WATERLOO BRIDGE」です。
 ロンドンのテムズ川に架かっている橋の1つです。
 昭和28年に日本で制作された「君の名は」という映画は、岸惠子と佐田啓二主演でしたが、哀愁のリメーク版、ウォータールー橋を数寄屋橋に置えて製作されたリメイク版ですが、話は異なります。

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