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デンマークの人魚姫像に赤スプレー
平成29年5月30日、デンマークの人魚姫像が、反捕鯨団体の活動家によってスプレー塗料を吹き付けられ、真っ赤になったという報道がありました。
像の前の歩道には、同じ塗料で「フェロー諸島の鯨を守れ」と落書きされていました。
北大西洋に浮かぶデンマーク自治領のフェロー諸島では、主にゴンドウクジラを湾や入り江に追い込み、大型のナイフで仕留める伝統的な捕鯨が行われてきたそうです。
反捕鯨が動機とみられています。
狙われた人魚姫は、デンマークの作家アンデルセンの童話をモチーフにしたブロンズ像です。
「世界の3大がっかり」にはいっています。
人魚姫像は、海岸の岩の上に置かれている。過去にも何度も被害に遭い、1964年と1998年には頭部が盗まれ、1984年には腕が切断されています。
どこの国にも、狂信的な人がいるようです。