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2018年バックナンバー

雑記帳

「韓国、もう単独行動はするな」米国務長官、面と向かって不満表出

中央日報・平成30年11月21日付記事
 

---引用開始---

 

  米国のマイク・ポンペオ国務長官が20日に発足した韓米ワーキンググループが「相手と相談のない単独行動をしないようにする」と明らかにした。

 

 あわせて「米国は韓国に対し、北朝鮮の非核化が南北関係増進から遅れないことを保証するよう強く願っているとはっきりと伝えた」とも述べた。

 

 南北関係が一方的にペースを上げて非核化より前に進まないように制止したのだ。

 

 ポンペオ長官が非核化と南北関係の速度に関する異見に対し、公開的かつ直接的に不満を表出したのは初めてだ。

 

 ポンペオ長官は20日午後、韓国外交部の李度勲韓半島平和交渉本部長ら韓国代表団がスティーブン・ビーガン北朝鮮特別代表とワーキンググループ第1回会議のために国務省庁舎に到着した直後の記者会見でこのように明らかにした。

 

 南北関係と非核化努力の調整に向けて、韓国政府にどのようなメッセージを伝えたいかとの質問に「私はこれがどのように進行されるべきか、韓米の間の完全な合意があると考える」とし「ようやくその(調整)プロセスを公式化するワーキンググループを組織することになった」と述べた。

 

 続いて「(ワーキンググループの発足で)我々は互いに異なることを言わないことや、相手が知らない、あるいは意見・考えを提供する機会を持てない状態では米国や韓国は単独行動しないことを確信できるようになった」と述べた。

 

 ワーキンググループ発足前まで、非核化と南北関係の調整過程で韓米が互いに違うことを発表し、相手が知らない状態で意見調整のないまま一方的な行動があったことを認める言葉だ。

 

 あわせて「これが米国代表団をビーガン氏が率いるワーキンググループの目的」と繰り返し強調した。ワーキンググループの存在理由が、韓国が米国に対して事前説明もなく意見も聞かない状態で、南北関係の合意や進展など単独行動を取ることを予防するためのものだということだ。

 

 また、ポンペオ長官は非核化と南北関係の完全なカップリング(同調化)を韓国側に要求したと公開した。ポンペオ長官は「米国は韓国に対して、韓半島(朝鮮半島)の平和と北朝鮮の非核化が南北関係の増加量から遅れないことを保証するよう強く願っているとはっきりと伝えた」と述べた。

 

 さらに「米国はそれら(非核化と南北関係)を一緒に前進するタンデム自転車ようなものと捉え、重要な併行プロセスとみなしている」とし「ワーキンググループはそれらが今後も併行して続いていくことを確認するために作られた」と付け加えた。ワーキンググループが事実上、南北関係が非核化よりも前に進まないように調整する装置である点を繰り返し強調したといえる。

 

 ポンペオ長官が南北関係の推進ペースに対して不満を表出したと分かったのは、平壌首脳会談前日である9月17日に康京和外交部長官に電話をかけて南北軍事合意書に事前協議がなかったと抗議したことが一歩遅れて伝えられたことが唯一といってもよい。

 

 10月7日、4回目の訪朝直後、康長官と会った後、「私は南北関係進展が非核化進展と歩調を合わせるために韓国の友人および同盟国と緊密に協力することを心から待ち望んでいる」としたが、国務省の公式立場水準だった。ワシントンのシンクタンク関係者は、この日記者と会って「米国務省は最近、韓国に腹を立てていたが、ムン・ジェイン大統領の制裁緩和発言の衝撃が大きかった」とし「北朝鮮が交渉を回避して実質的な進展もない状況で北朝鮮の立場に同調するような発言を行ったことを、韓米非核化共助体制に亀裂が入ったとして深刻に受け止めたもの」と伝えた。北朝鮮制裁・圧迫からの韓国離脱の前触れを最も懸念しているということだ。

 

---引用終了---

 

 とうとう国務長官から「非核化がなければ南北融和もない」というアメリカの基本路線に従えと、面と向かって命令されたと言うことです。

 

 「米国務省は最近、韓国に腹を立てていたが、ムン・ジェイン大統領の制裁緩和発言の衝撃が大きかった」「北朝鮮が交渉を回避して実質的な進展もない状況で北朝鮮の立場に同調するような発言を行ったことを、韓米非核化共助体制に亀裂が入ったとして深刻に受け止めたもの」ということですね。

 

 韓国が、こんな馬鹿なまねを続けていると、韓国はアメリカから、制裁破りとして、二次制裁(セカンダリー・サンクション)を受けるでしょう。
 韓国が、アメリカから二次制裁を受けると、ひとたまりもありません。

 

 韓国は、北朝鮮非核化の主体ではありません。
 客体にすぎませんから、国連決議に従って、アメリカや日本の経済制裁を黙ってみていれば十分です。

 

 歴史的に見ても、朝鮮半島は、場所を提供する客体となっても、主体的プレーヤーになったことはありません。

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