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2019年バックナンバー

雑記帳

LCCの遅延の原因

 ピーチ航空などの格安航空会社(LCC)の出発時間が遅れるのは、到着便を待っていることが多いです。
 
 一度遅れると、玉突き的に遅れが増加します。
 
 私自身は、日本国内では、ピーチ航空にしか乗ったことはありません。
 
 外国では、ヨーロッパでは、イージージェット、エアーベルリン、ライアンエアー、エアアジアなとに乗ったことがあります。必ず、他に日本人の乗客がいました。
 
 航空便の出発遅れの原因ですが、
 
  1 機内持込手荷物の問題が大きい。
  2 通路が1つしかないことも1に拍車をかける。
 
 日本航空や全日空なら、チェックインカウンターで預ける手荷物の料金は別途徴収しませんが、格安航空会社(LCC)は徴収します。
 
 ピーチの国内線の場合、荷物1つについて、事前予約1700円、当日預け2800円、予約を変更すると、荷物の預入れの予約は、1700円払ってやり直さなければなりません。
 
 手荷物はハンドバッグ等を除いて1個、縦横高さの合計が145cm、重さが10kgという制限がありますが、無料となっています。
 
 チェックインカウンターで預ける手荷物の代金は支払いたくないですよね。
 
 また、縦横高さの合計が145cmというスーツケースは結構大きいですし、よほど思いものを入れない限り、縦横高さの合計が145cmというスーツケースと中身の合計が10kgをこえることはありません。
 
 ということで、乗客の多くが、チェックインカウンターで預けなくていい、縦横高さの合計が145cm、重さが10kgのスーツケースを機内に持ち込むことになります。
 
 落として他の乗客に怪我をさせるわけにはいきませんから慎重に上の棚に入れますし、あとから格納する人は、乱雑に並んでいるスーツケース等を並べかえるなどにに結構時間がかかります。
 
 また、ピーチ航空の利用する航空機は、エアバス320-200型の1機種のみです。
 
 エアバス320-200型は、ナローボディー機で、通路が1つしか通路がなく、片側3席ずつです。
 
 ちなみに、ワイドボディ機とは、旅客機のうち、客室に通路が2本あるものをいい、通路が2本だけの旅客機はナローボディ機と呼ばれます。
 
 ワイドボディー機、例えば、2-3-2の並びの航空機(ルフトハンザの関西空港・フランクフルト間の航空機など)でしたら、2本の通路で1列の乗客7人=3.5人あたり1通路、ピーチ航空の利用するエアバス320-200型は、2本の通路で1列の乗客6人=6人あたり1通路ですから、混雑するのは当然です。
 
 搭乗するときに時間がかかりますし、降機するときにも時間がかかります。
 それだけの時間の余裕はなさそうです。
 
 ですから、到着便が遅れの発生はやむなし、早朝便は遅れはないにしても、夜行便は遅れることになります。
 
 それを覚悟で、利用しなければならないようです。
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