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2019年バックナンバー

雑記帳

自爆営業

 大阪の金券ショップでは、毎年、年賀はがきが1枚59円程度で売られていました。 
 
 誰かが売っているはずですが、売主は誰でしょう。
 
 金券ショップでのJR切符は、クレジットカードにより購入された切符が多いようです。
 切符に「C制」と記載されています。
 切符をクレジットカードで購入して、換金をするのが目的である場合が多いようです。
 
 あるいは、中小企業が、新幹線の切符を多量に購入し、その領収証を利用して、交通費で経費処理することもあるようです。
 
 JRの切符と異なり、葉書は通常クレジットカードでは購入できません。
 例外は、日本郵便の「切手SHOP」、エプソンダイレクト、いずれもネット販売ですね。
 
 ただ、わざわざ、日本郵便の「切手SHOP」、エプソンダイレクトで購入して、金券ショップに売却すると、カード明細の方から、簡単に「足がつき」そうです。
 
 意外なところに、金券ショップで年賀はがきを大量に売却する人たちがいるようです。
 
 日本郵便の非正規職員が、上司から、年賀はがきの販売ノルマ=1万枚程度をつきつけられるそうです。
 
 もっとも正規雇用の職員も同じだと思います。
 
 ただ、ノルマを果たせないからといって、自分の安定した地位にかわりはありません。
 
 非正規職員は、配達の合間に客に買ってもらうようですが、売り切れない分は、自費で買取ることになります。
 
 何千枚と自費で購入しても使い道がありません。
 
 金券ショップに売却するしかないようです。
 
 地方より大都市の方が、買取り額が高いそうです。
 地方に、金券ショップで年賀葉書を購入する人は多くないでしょう。
 
 また、自分の地元の危険ショップで売却し、噂でも立てられたらかないません。
 
 年賀状を出さない人が多くなっているようです。
 
 だからといって、弱者である非正規職員にノルマを押しつける日本郵便も、少し考えた方がいいと思います。
 しかし、買値が1枚55円、売値が1枚59円なら、金券ショップも儲かるでしょうね。
 
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