2019年バックナンバー
雑記帳
ムンジェイン大統領の迷言
令和元年8月29日に行われた、韓国の閣議の冒頭で、「ムンジェイン大統領「一度反省を言ったので反省は終わったとか、一度合意したからといって過去の問題が、すべて過ぎ去ったのだと終わらせることはできない」と述べたそうです。
法学部の学生が、最初に習う、ラテン語の格言があります。
民事では「pacta sunt servanda」です。
直訳すれば「合意は拘束する」、意訳すれば「合意は守られなければならない」ということです。
直訳すれば「合意は拘束する」、意訳すれば「合意は守られなければならない」ということです。
刑事では「In dubio pro reo」です。
直訳すれば「疑わしきは被告人の利益に」、意訳すれば「疑わしきは罰せず」です。
直訳すれば「疑わしきは被告人の利益に」、意訳すれば「疑わしきは罰せず」です。
一般民事でも、国際間の契約でも「pacta sunt servanda」が当然の前提です。
紛争を終わらせるために、交渉をするといっても過言ではありません。
合意したからといって、それを守るとは限らないと明言している人や国を相手に交渉しても無駄ですね。
うすうす、わかっていたことではありますが、「それを言っちゃ~おしまいよ」(車寅次郎)ということですね。
ムンジェイン大統領は本当に弁護士資格をもっているのでしょうか?