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2019年バックナンバー

雑記帳

国民基礎年金は得か

 国民年金(国民基礎年金)は得でしょうか。
 
 納付する額は、以下の通りです。
 1万6410円×12ヶ月×40年=787万6800円
 
 受取る額(65歳から20年生きたと仮定)は、以下の通りです。

(男性)
 5万5615円×12ヶ月×20年=1334万7600円
 65歳男性の平均余命は約20年です。
 
(女性)
 5万5615円×12ヶ月×25年=1668万4500円
 65歳女性の平均余命は約25年です
 
 将来、年金制度が変わり、20歳から65歳まで納付義務があり、70歳から受給と制度変更になったとします。
 
 納付する額は、以下の通りです。
 1万6410円×12ヶ月×45年=886万1400円
 受取る額(70歳から16年生きたと仮定)は以下の通りです。

(男性)
 5万5615円×12ヶ月×17年=1134万5460円
 70歳男性の平均余命は約17年です。
(女性)
 5万5615円×12ヶ月×20年=1334万7600円
 70歳女性の平均余命は約20年です。
 
 たとえ、20歳から65歳まで納付義務があり、70歳から受給と制度変更になったとしても、平均寿命待てさえ生きれば、お得となります。
 
 国民基礎年金には税金が2分の1入っていますから。
 
 国民基礎年金も、厚生年金や共済年金と同様、マクロスライドで受給額は減っていきますから単純にはいきません。
 
 ただ、平均年齢まで生きれば、多少の変動はあってもお得です。
 
 平均年齢までに死亡する人の犠牲のもとに年金は成り立っています。
 
 障害者年金を考えてみましょう。
 
 45歳で障害者になって85歳まで40年間生きるなら(45歳男性の平均余命は約37年、女性は43年)
 8万1177円×12ヶ月×40年=3896万4960円です。
 
 なお、国民基礎年金を免除も受けずに支払わないとします。
 障害者年金は0です。
 
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