2019年バックナンバー
雑記帳
アラビア数字のないコイン
1万円札と5000円札、1000円札の紙幣が刷新されることになりました。
500円硬貨についても新硬貨の発行が発表されました。
天皇陛下御在位30年記念500円バイカラー・クラッド硬貨(二重金属コイン)が発売されましたが、現在の1ユーロ、2ユーロ硬貨も、その昔あった、500リラ硬貨もバイカラー・クラッド硬貨でした。
将来、一般の500円玉になる予定の天皇陛下御在位30年記念500円バイカラー・クラッド硬貨の精巧さを見ると、現在の1ユーロ、2ユーロ硬貨は「おもちゃ」のレベルです。
もっとも、偽造防止には十分です。2ユーロでも250円ですから、偽造は割に合いません。
現在、日本で使われているコインには、算用数字(アラビア数字)がほぼすべて記載されています。
5円硬貨については、漢数字のみの額面であることから「外国人には分かりにくい」といわれています。
中国人、台湾人はわかるでしょうが。
日本人が旅行に行く外国の硬貨には、原則として、算用数字(アラビア数字)が記載されているようです。
アメリカの硬貨は違います。
1セント= ペニーpenny
5セント= ニッケル nickel
10セント=ダイム dime
25セント= クォーター quarter
5セント= ニッケル nickel
10セント=ダイム dime
25セント= クォーター quarter
と呼ばれます。
1セントは「one cent」
5セントは「five cents」
10セントは「one dime」
25セントは「quater doller」
5セントは「five cents」
10セントは「one dime」
25セントは「quater doller」
と算用数字(アラビア数字)が記載されていません。
1ドル硬貨には、算用数字(アラビア数字)が記載されています。
他は、英語が読めればわかりますが、10セントの「one dime」は、英語が読めてもわかりません。
5円硬貨については、漢数字のみの記載であるくらいというのは、まだ「まし」かもしれません。