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2019年バックナンバー

雑記帳

メモリの付いたグラス

 ドイツのレストランでは、メニュー(独。Speisekarte)に、飲み物の価格だけでなく、その量も明記されています。
 
 大ジョッキ中ジョッキやグラスなどという記載はされません。
 
 そして、ビンではなくグラス単位でサービスする際には、アイヒシュトリッヒ(Eichstrich)と呼ばれる目盛りの付いた容器の使用が義務付けられています。
 ワインやジュースはわかりやすいですね。
 ビールの場合は、ビールの液体の部分と泡の部分がありますが、ビールと泡の境界が記載されたラインを超えていなければなりません。
 
 ドイツの度量衡はメートル法です。
 
 ワインの場合は、0.1lとか0.2lと目盛りがつけられています。
 ビールの場合は、0.2l、0.5l、1lと目盛りがつけられています。
 クリスマスマーケットで売っているグリューワインのコップにも目盛りがついています。
 ドイツ鉄道の食堂車の紙コップにも目盛りが付いています。

 ちなみに、イタリア人経営のイタリアレストランと、中国人経営の中華レストランでは、ついている可能性は高くありません。
  日本人経営の日本食レストランでは、まず、付いています。
 
 お国柄でしょうか。
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