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2019年バックナンバー

雑記帳

世界文化遺産のノートルダム大聖堂で火災

 フランスを代表する観光名所、パリのノートルダム大聖堂で、平成31年4月15日夕刻(日本時間16日未明)、大規模な火災が起き、中央部分の屋根が崩壊し、高さ約90メートルの尖塔焼失しました。
 
 人命が失われなかったことが不幸中の幸いでしょうか。
 
 パリに旅行したことがある人なら、ノートルダム大聖堂と凱旋門には行っているでしょう。
 ノートルダム大聖堂は、地下鉄「Cité」から徒歩圏内です。
 また、パリ1区で、パリの中心であることがわかります。
 
 
 イギリスのウェストミンスター寺院(僧院)は入場料4000円近くとられますが(私が留学していた昭和57年ころは無料でした)、ノートルダム大聖堂の入場は無料です。
 
 大聖堂は12世紀に着工し、約180年かけて完成したそうです。
 ステンドグラスがきれいでしたね。

 大聖堂が立つセーヌ河岸は、ユネスコの世界文化遺産に登録されています。
 世界的な大損失ですね。
 日本でいえば、金閣寺が燃えたくらいのショックでしょうか。
 
 修復をしたところで、燃えた部分は「レプリカ」扱いになってしまいます。
 
 菅義偉官房長官は、平成31年4月16日の定例会見において「ユネスコ世界遺産であるノートルダム大聖堂の消失は、全世界の損失であり非常に残念だ」と話し、「マクロン大統領とフランスの国民の皆さんに謹んで慰労の言葉を申し上げる」とし「フランス政府の要請があればいかなる支援でも積極的に検討する」と述べました。
 
 伝統のある歴史的遺産を有している点は、日本とフランスは同様です。
 
 金銭面でも、技術者の派遣でも、援助できることは多いかと思います。
 
 ちなみに、バルセロナにあるスペインで最も有名な建築のサグラダ・ファミリアはアントニオ・ガウディの未完成の最高傑作とも名高い作品ですが、主任彫刻家・芸術工房監督は外尾悦郎氏です。
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