本文へ移動

2019年バックナンバー

雑記帳

ペニー

 サマセット・モーム(William Somerset Maugham)という小説家の小説に「月と6ペンス」という表題の本があります。
 
 「ペニー」硬貨はどこの国の硬貨でしょう。
 一般的には、イギリスとされています。
 
  1pennyは1英ポンドの100分の1だそうです。
  1英ポンド=145円ですから、1円45銭程度ですね。
 
  私が30年ほど前にドイツに留学していたときは400円だった記憶があります。
  1ペニーは4円でした。
 
 pennyは複数になると、penceになります。
 
 なお、ペニーは、アメリカ・セントやカナダ・セントのことを意味することもあるようです。
 
 なお「A penny saved is a penny earned.」(1ペニーの節約は1ペニーのもうけ)とか、「Take care of the pence, and the pounds will take care of themselves. 」(小銭を大切にすれば金がたまる)などの「ことわざ」があります。
 
 日本でも「1円を笑うものは1円に泣く」ということわざがあります。
 
 ところで「Nothing is better than my wife. 」「A penny is better than nothing.」「Therefore, A penny is better than my wife.」という「三段論法」も有名です。
 
 「私の妻よりよいものはない」「1ペニーは、無いよりもましだ」「よって、1ペニーは妻よりもよい」という訳になります。
 
 さあ、どこが「おかしい」のでしょう。
 
 案外「正しい」かも知れませんが・・・
TOPへ戻る