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2019年バックナンバー

雑記帳

青春18切符

 「青春18きっぷ」をご存じですか。
 
 発行額は、5回分1万1850円(税込)です。
 
 主として時間のある学生向けの商品として企画された「青春18きっぷ」という名称から、「18歳以下しか使えない」などと思われる方もいますが、利用に際しての年齢制限はありませんから、近年は余暇を楽しむ中高年の利用も増加しており、マスコミなどでも取り上げられ、鉄道マニアだけではなく、一般にも広く浸透してきています。
 
 といいますか、結構、シニアの人の利用が多くなっています。
 時間がありますからね。
 また、若い人は、高速バスで安く移動するという傾向にあります。
 
 利用できるのは、特定の期間(2019年春は3月1日から4月10日まで)、利用できる列車は、全国のJRの普通列車・区間快速列車・快速列車の普通車自由席です。注意すべきなのは、新幹線・特急・急行列車や、寝台車は、別途料金券を購入しても乗車することができないため、これらの列車に乗車する場合は、乗車する全区間の運賃・料金が別途必要になることです。
 
 平成8年春より、現行のように、5日(回)分を1枚の券片にまとめた様式となりました。これは、金券ショップなどで1枚ずつバラ売りされるのを防ぐためとも言われていますが、特に複数人数で同時に使用する場合の使い勝手が悪くなりました。
 
 5枚は中途半端です。2人で2回、1枚余ります。3人で2回、1枚足りません。
 
 もっとも金券ショップに持っていけば、レートは悪くなりますが、1枚、2枚でも売却可能ですし、1枚、2枚、3枚残りというのも売ってます。
 
 料金は、1万1850円、単純に割ると、1日1人2370円です。大阪・和歌山が片道1210円ですから、大阪・和歌山を往復すれば、元が取れる計算になります。
 
 もっとも、マニアは、大阪から東京・四国・中国に2300円でいったりする方法を検討しているようです。まさに「修行」の旅ですね。
 
 路線検索ソフトにも「青春18切符用時刻案内」 というサイトもあります。
 新幹線、特急・急行を省略して表示されます。
 
 年3回、春、夏、冬と学校の休暇を挟んであるのですが、私は、春しか利用しません。
 桜を見に行くのが好きですが、姫路、明石、京都各地の桜がみられますし、新快速は速いですから、天気のいい日、土日を利用して回れないことはありません。
 
 ちなみに「利用できるから利用しないと損」と、できるだけ長い距離を利用するのは若い人、鉄道オタクの言うことです。
 無理のないプランが好ましいですね。
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