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2019年バックナンバー

雑記帳

日経のインバウンド統計レポート2018年版

 
 
 一部を記載します。
 
 旅行支出がリストアップされている国は20か国です。
 
 1人の旅行者あたり支出する金員です。
 
 トップのオーストラリアは約24万円で、最低は韓国の約7万円です。
 
 全世界と地域の平均では15万円を超えており、17位、18位、19位の台湾、タイ、フィリピンも10万円は超えていますから、韓国の7万円は突出しています。
 
 一般的に、遠距離の国々からの旅行社の支出は多いですね。
 
 遠くからくるわけですから、長期間の滞在となります。
 となれば、1人の旅行者あたり支出する金員は増加します。
 韓国の旅行者は、釜山から対馬へのフェリーでの旅行者が含まれています。
 韓国の一番お手軽な海外旅行です。
 
 少し古い統計ですが、平成29年に対馬(人口3万2000円)を訪れた韓国人旅行者はおよそ36万人にのぼります。
 ろくに、支出するはずはありません。
 
 ちなみに、トップのオーストラリアからの旅行者は、北海道でのスキー旅行客が含まれていて(オーストラリアは夏です)、滞在期間も長期にわたりますから支出額も多くなります。
 
 ただ、フェリーによる対馬や福岡の旅行者が多いことを考えても、台湾の1.5倍くらい韓国からの旅行者が来ているのですが、消費額としては台湾とほぼ同じというレベルになり、やはり「ケチ」ということになります。
 
 宿泊料金は韓国が最下位です。
 
 イギリス、オーストラリアからの旅行者が約10万円近く出しているのに比べて、韓国の旅行者は2万円強です。
 期間が短いですからね。
 
 飲食費でも韓国が最下位です。
 スペインがトップで6万円強、以下、オーストラリア、イタリア、フランス、イギリス、アメリカが5万円強と続きます。
 17位、18位、19位のインドネシア、台湾、タイが3万円弱なのに、韓国は2万円ほどで圧倒的に最下位です。
 期間が短いですからね。
 
 といっても、せっかく日本に来て、飲食費が少ないというのは「もったいない」ですね。
 
 娯楽費では韓国は19位、最下位(20位)はインドです。
 
 トップはダントツでオーストラリアです。
 スキーがメインになっているのが理由です。 
 買い物代は、中国はまだまだダントツの1位で、10万円弱です。かつての爆買いはなくなったようです。
 韓国は最下位で2万円ちょっとです。 
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