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2019年バックナンバー

雑記帳

刑事コロンボ・第1作

 刑事コロンボは、1作から69作まであるそうです。

 

 第1作は、Prescription : Murder(殺人処方箋)です。

 

 1968年の作品です。50年以上経過しています。
 当時のピーターフォークは41歳で、トレードマークになるコートもヨレヨレとまでは言えず、髪型もボサボサではありません。

 

 50年前の世相がわかります。

 

 ビバリーヒルズに住む精神科医が、妻を殺害するのですが、アリバイをつくるため愛人を妻と称してアカプルコ行きの航空便に乗り、機内で、出発前に大げんかするふりをして、愛人が飛行機から1人降り、喧嘩して旅行を中止した妻が自宅に帰って強盗に襲われたと装おうとしたというシーンがあります。

 

 まるで、バスか電車ですね。

 

 飛行機に搭乗した乗客が1人降りれば、全搭乗者を下ろします。
 降機した乗客が預けた荷物を取除き、もう一度、搭乗手続きをとらなければなりません。
 爆発物が、機内預けて荷物に入っていたら大変です。

 

 また、搭乗しようとした人物の顔を、客室乗務員に確認しようとするというのも滑稽です。
 鮮明な監視カメラがあるでしょうし、国際線ですから、パスポートの確認はします。
 パスポートの照合や、監視カメラがないという前提での犯罪などありえません。

 

 当然の話ながら、スマートフォンや携帯電話は出てきません。警察の車載無線のシーンもありませんでした。

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