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2019年バックナンバー

雑記帳

捕虜の待遇

 1949年ジュネーブ条約のうち、捕虜の待遇を定めた第3条約は、捕虜の人道的待遇を締約国に義務付けており、捕虜を死に至らしめることや、健康に重大な危険を及ぼす行為を禁じています。さらに捕虜は、暴行や脅迫、侮辱からも保護されると定められています。

 

 つまり、捕虜はすべての場合においてその身体および名誉を尊重される権利を有しており、性別や人種、国籍などによる待遇面でも差別されてはならない。捕虜に尋問する場合は、肉体的・精神的拷問やその他の強制を加えることが禁止され、回答を拒む捕虜に対する脅迫、侮辱、不利益な待遇を与えることをも禁じられていることになります。

 

 第二次世界大戦中、日本軍が、「ごぼう」をイギリスの捕虜に食べさせたところ、「木の根」を食べさせられたから「捕虜虐待」だと非難されることがありました。B、C級戦犯で裁判にかかった人もいるようです。

 

 イギリスやドイツが、日本人を捕虜にすれば、日本人から「ろくな食べ物を与えない」として「捕虜虐待」だと非難するかもしれません。もともと、食べ物、まずいですからね・・

 

 中国人は人口が多いですね。

 

 ただ、中国と戦争をする国があると仮定します。
 中国軍が、大挙して「白旗」をあげて「捕虜」になった場合はどうでしょう。
 中国人の捕虜が1949年ジュネーブ条約第3条約「捕虜はすべての場合においてその身体および名誉を尊重される権利」を主張した場合、忠実に権利を尊重していたら、いくら食料があっても足りません。

 

 もちろん、中国を核爆弾で、人間ほぼ全員を殺戮、都市全体を廃墟にしてしまえば別かも知れませんが、局地戦において、ジュネーブ条約を順守しようとしたら、自国の経済が成り立っていきませんね。

 

 中国は、人口が多すぎる故に、不敗国家となっているのではないでしょうか。

 


 ちなみにインドも同じかもしれません。パキスタンとの全面核戦争でもすれば別でしょうが(でも、相手を殲滅するだけの核はどちらももっていないかも知れません)

 

 いくら戦争で勝利しても、捕虜問題で講和するしかないでしょう。
 中国が徹底的に抗戦すれば、国際法を順守する限り、戦争に負けることは考えにくいですね。

 

 10年くらい前に書いたエントリーの再掲ですが、いつのまにか、中国は軍事強国になりました。

 

 ただ、1っ人子政策のため、子1人、父母2人、祖父母4人という家族構成が多くなっています。

 

 朝鮮戦争の時のように、兵隊がいくら死んでも構わないという戦争は実際不可能ですね。

 

 無人機、サイバー攻撃対策は十分すべきかとは思います。

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