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2019年バックナンバー

雑記帳

欧州産ワイン10%値下げ

 アサヒビールは、平成30年12月26日、欧州連合(EU)産のワイン40品目を、平成31年3月1日出荷分から値下げると発表しました。
 
 
 理由は、日欧経済連携協定(EPA)が平成31年2月に発効し、ワインの関税が、発効と同時に「0」となるからです。
 
 
 平成27年、チリワインが日本でのワイン輸入量が1位になったとの報道がありました。
 
 
 平成19年、日本はチリと経済連携協定(EPA)を締結しています。
 現在、チリ以外から輸入される場合は、関税が約15%かかっています。
 チリとの間では平成28年現在5.8%に軽減され、平成31年4月には0%になります。
 
 チリワインは、売れる銘柄については、コンテナ単位で樽(バルク)で輸入して、びん詰めは、別途日本でやっているそうです。
 大ロットで輸入して価格が安く、関税がゼロなので、チリワインは輸入量1位になれました。
 
 EU産のワインは、チリより一足先に関税が0%になります。
 チリ産のワインも、うかうかしていられません。
 なにせ、EUは、ワインの本場です。
 
 日欧経済連携協定(EPA)発効によって、現在750ミリリットルのワインで約136円が課せられている関税が撤廃になります。
 ただ、高級ワインの場合、750ミリリットルのワインで約136円を下げたところで、大したことはありません。
 大衆的なワインが売れるようになることになります。
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