「工房」という言葉をご存じですか。
アトリエであり、芸術家などの作業場のことを一般には指します。
その他に、評判の良い芸術家には、注文がどんどん来ることがあり、画家や作家自身ではなく、工房の弟子が、レプリカや少しアレンジした作品を作成するということがありました。
例えば、ルーベンスは多数の大作を残した画家ですが、注文が殺到したため、工房を設置し、多くの弟子たちを動員して大量の注文制作をこなしました。
美術館に行くと、一見ルーベンスの作品のように見えても、ルーベンスの描いていない絵は、工房の作成した絵であるとの注釈(schoolと記載されています)があります。
もっとも、美術館が購入したときは、真作と思って購入したことがあるかもしれません。
また、高村光雲は、高村光太郎や門弟たちの生活費を得る目的で、善光寺の仁王像など大作造像の場合に、工房制作や代作を行っていたとされています。
門弟が光雲に無断で光雲作として世に出した作品もあるという話もあります。
真偽のほどは知りませんが、松本清張には代作者がいるのではないかとか、「清張工房」があって、たくさんの取材者を使っているのではないかということも、よくいわれています。
今年詐欺で逮捕された流行作曲家・プロデューサーにも「工房作品」があったのではという「うわさ」もあります。
806曲というのは、いくら短い曲が多いといっても、多数です。
モーツァルトですら、626曲(K.626が未完のレクイエム)ですから。
もっとも、自分の楽曲を、コンピュータを適当に操作、適当にコピペしてつくっていたという説もあるそうです。確かに、このコンピュータ時代、コンピュータを利用して楽譜をつくるということは難しくないでしょう。
私はよく知りませんが、一部の作品を除けば「金太郎飴」のようだという方もおられます。
あくまでも「うわさ」の域を出ませんが・・・
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