上手な法律相談の受け方 法律相談を受けた方で、「弁護士は私の話を聞こうとしない」「関係のない話を聞いてくる」という考えをお持ちの方がおられると思います。 例えば、大阪弁護士会の平日昼間の法律相談であれば、多数の相談担当弁護士がいますから、一人の相談者あたり、原則30分の相談時間を1時間に延長することは難しくありません。 そして、相談者と、相談を受ける弁護士との間で、どういうことが重要であるかについて食い違いがあることがあります。 例えば、相続事案で「長女は嫁にいって姓が変わっている」というのは、法律からして無意味な情報です。 弁護士が「私の話を聞こうとしない」というのは、多くの場合、法律的に意味のない話だから、聞いても聞かなくても同じで時間の無駄、それより肝心の点について聞きたいという場合が多いのです。 もちろん、弁護士にもいろいろおられますから、高圧的な相談をされる方も中にはおられるようで、特定の弁護士への苦情が、弁護士会(大阪弁護士会にも「市民窓口」という苦情受付窓口があります。私も、かつて担当したことがあります)に集中することもあるやに聞いています。 ただ、法律相談を受けるときは、自分が重要と思っていることと、弁護士が重要であると思っていることが、必ずしも一致しないということを頭に置いておいて下さい。 なお、相続の場合でしたら、相続不動産の時価などは、あらかじめ調べておいてくれたほうが良いと思います。 次に、法律相談を受けるときは、あらかじめ、聞きたい点を自分なりに整理してからいきましょう。 肝心な点ついて「わからない」というのでは、回答のしようがない場合もあります。「こう仮定すると、このようになり、そう仮定すると、そのようになる」と答えることは時間の制約もありますし、混乱させるだけですから、「確認してから、もう一度相談に来てください」とお答えすることになります。 また、自分の相談は自分でいきましょう。大阪弁護士会では、土曜相談や、夜間相談を実施しています。 なお、法律相談の約束の時間は、厳守してください。
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